今回は「お~いお茶」についての
誕生秘話を少しだけ紹介します。
1970年代、食の洋風化やコーヒーの影響でお茶を飲む機会が減り
伊藤園本来の主力商品である茶葉の売上がよくなかったようです。
そこで、缶入りにすればどこでも飲める!と考えたことが缶入り緑茶
開発のを決意したきっかけとなりました。
そして、約10年もの時間をかけて生み出されたのが
日本初の「缶入り煎茶」であったのです。
販売当初は全く売れなかったのですが
商品名であった「缶入り煎茶」を「お~いお茶」に変え
商品名を最大限に活かしたCMが放映されたことによって
爆発的大ヒットとなりました(^o^)丿
なぜ、商品名が変わったのかというと・・・
以前の商品名であった「缶入り煎茶」
この“煎茶”が当時の人にはなじみが薄く
漢字の読み方が分からない!といった人も
多かったからです(^_^;)
そして現在の商品名「お~いお茶」は
家族などに呼びかけているような親しみが
込められて名付けられたという・・・
もう少し詳しく書かれていたのですが
全部載せると大変な量になるので
ここらへんで終わります(-_-)
参考文献:「伊藤園の“自然体”経営」 大倉雄次郎
2012年10月19日 日刊工業新聞社
2 comments
コメント by 荒牧 on 2012年12月8日 at 10:44 AM
マーケティングにおける商品名の重要性がよくわかるエピソードですね。
確かに「煎茶」というのは、今でもあまりなじみがない言葉かもしれません。「抹茶」と間違える人も多いですしね。
ちなみに、11月の学校祭では、「茶道部」と間違えて「煎茶部」に行ったゼミ生がいました。。
コメント by 荒牧 on 2013年1月11日 at 2:16 PM
このところ、ブログの更新が途絶えていますね。
研究自体の進捗は授業時間に確認しましたが、かなりの原稿量になっているみたいですね。
その中から重要な部分を抜粋して、4ページの抄録をまとめてください。
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