局中法度
新選組は、烏合の衆の浪士集団だったため、
隊の起立を守るべく、土方歳三が
局中法度を作成していたと言われています。
その内容というと、
一、士道に背くまじきこと
(武士らしい生き方をするべし)
一、局を脱するを許さず
(隊から脱走してはならない)
一、勝手に金策いたすべからず
(外部内部関係なく、勝手にお金の貸し借りをするな)
一、勝手に訴訟を取り扱うべからず
(勝手に訴訟を起こすな)
上に背くものは切腹を申し付けられていました。
この法度は、元々、芹沢派の者達を
体良く葬るためのものだったと言われています。
しかし、芹沢達暗殺後も、何人の隊士が
切腹を申し付けられたでしょうか。
果たして、現代、新選組と似通っている「警察官」は
ここまで命懸けで仕事をしているでしょうか…
12月 15th, 2012 at 1:59 PM
毎回楽しく読んでいます。今回の「局中法度」は、現代で言えば、警察官の服務規程ですね。それらを比較してみるのも面白いですね。
もちろん、切腹というような厳しい罰はありませんけど、これは、武士と町民(公務員)との差でもありますね。